河合優実 主演映画公開に「これまでの作品とは比べ難い特別な作品」難しい役柄も客の反応に感謝

AI要約

女優の河合優実(23)が映画「あんのこと」の公開記念舞台あいさつに登壇。

実話をもとにした衝撃の人間ドラマを演じきり、特別な作品であるとコメント。

役作りについて語り、観客への感謝を表明。

 女優の河合優実(23)が8日、都内で行われた映画「あんのこと」(監督入江悠)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

 2020年に新聞に掲載された「少女の壮絶な人生をつづった記事」に着想を得た、実話をもとにした衝撃の人間ドラマを描いた本作。河合は難しい役どころを演じきった。

 河合はシックな黒いワンピース姿で、共演の佐藤二朗、稲垣吾郎とともに登壇。「自分にとってこれまでの作品とは比べ難い特別な作品。みんなが見てくださることに意味があると今までで一番感じている」と神妙にコメント。

 実在の人物がモデルということで、役に「思いを馳せることから始まった」という。「(モデルの人を)考えて、映画にするということに怖さ、恐れがあった。今もある」と不安があったが、作品を見た人の感想に目を通したことで「別の気持ちに初めてなった」と語り、「(映画を見た)皆さんが『あんのこと』について真剣に考えてくださったことが本当にありがたい」と感謝。満席の客席に目を向け「本当にありがとうございます」と重ねて感謝を伝えた。