Snow Man目黒蓮主演ドラマ『海のはじまり』夏(目黒)のかつての恋人役に、古川琴音が決定

AI要約

古川琴音が、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』で重要な役を演じることが決定。

物語は親子の愛をテーマに、大学時代の恋人が突然亡くなり、その子どもとの出会いを通じて愛の意味を模索する展開。

古川は27年間の短い生涯で大切な人たちを愛し抜いた、水季という役を演じる。

作品における主要なテーマは“親子の愛”であり、登場人物たちの複雑な感情を丁寧に描いていく。

古川は一人の女性が母になる過程を丁寧に演じ、物語に深いリアリティを与えている。

Snow Man目黒蓮主演ドラマ『海のはじまり』夏(目黒)のかつての恋人役に、古川琴音が決定

■「水季は27年間という短い人生のなかで、彼女なりに、大切な人たちを愛し抜いたかっこいい人です」(古川琴音)

Snow Man・目黒蓮が主演を務める、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』。本作の重要な役となる水季役を古川琴音が演じることが決定した。

『海のはじまり』は、脚本を生方美久が担当し、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を描く。

この物語の主人公となるのは月岡夏(つきおか・なつ/目黒 蓮)。大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき/古川琴音)と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのままふたりは別れることに。それから7年がたち、今は百瀬弥生(ももせ・やよい/有村架純)と付き合い、新しい人生を歩んでいる。

そんな夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(うみ/泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。

そして、水季の母親である朱音(あかね/大竹しのぶ)から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせる。

今作においてひとつの大きなテーマとなるのが“親子の愛”。人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海というふたりの関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描いていく。

今作で古川が演じるのは主人公・夏が大学時代に交際していた恋人で、海の母親である水季。夏とは、大学に入学したばかりの頃、新入生勧誘の場で出会う。たまたま声をかけた夏に対していぶかしげな様子の水季だったが、夏が同じ1年生だとわかると急に笑顔で人懐っこく話しかけてくるように。その後もマイペースに話を続ける水季に、当初は「変な子だなぁ」と思っていた夏も、次第にそのペースが心地よくなり、気付けばお互い笑顔で話すようになっていく。そして、その年の夏には交際を始めていたふたりだったが、2年生になりそろそろ就職活動に取り掛かろうとしていたある日、夏は水季から想像もしていない言葉を聞くことに。

古川がフジテレビ“月9”ドラマに出演するのは『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系/2020年1月期)以来、4年ぶり。本作の出演にあたり「家族になることも、ならないことも、小さな偶然と選択の繰り返しで、その瞬間に込められた愛がたくさん描かれた作品だと思いました」とコメントを寄せている。

■古川琴音 コメント

家族になることも、ならないことも、小さな偶然と選択の繰り返しで、その瞬間に込められた愛がたくさん描かれた作品だと思いました。水季は27年間という短い人生のなかで、彼女なりに、大切な人たちを愛し抜いたかっこいい人です。その芯の強さに、演じる私自身が憧れつつも、その強さこそが水季の不器用で弱いところであったり、ぐらぐらと揺れ動きながら精一杯に生きていたことが分かり、何度も何度も胸がいっぱいになりました。そんな水季の生き様を丁寧に、精一杯、演じます。これから、錚々(そうそう)たるスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、お芝居や対話を通して作っていくのが楽しみですし、視聴者の皆さんの中にもたくさんの対話が生まれる作品になると思います。是非お楽しみにしていてください。

■プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

古川琴音さんのことは、何年も前からずっと気になっていました。なんとも言えない特別な空気を身にまとっていて、彼女が画面に出てくると、いつも決まって吸い込まれるように彼女に目が行ってしまい、いつの間にか目が離せなくなっているのです。なんとも言えない不思議な魅力を持った女優さんだなぁといつも思っていました。どことなく不安定で捉えどころがないのに、気がついたら彼女が演じる役に感情移入している、そんな経験が何度もありました。今回、古川さんに演じていただく水季は、まさに不思議な魅力を持った女性です。何を考えているのか分からなくて、突拍子もないことを言い出しては答えに困らせる。夏は、そんな水季のペースに巻き込まれ最初は戸惑うのですが、それがいつの間にか心地良くなっていきます。古川さんが醸し出す不思議な雰囲気が、そんな水季にぴったりだと思ったのです。そして水季は、大学在学中に夏との子を身ごもり、夏には何も言わずに一人で母になる人生を選びます。母になることを想像していなかった女性が母になる。僕は、古川さんには少女の様な雰囲気があると感じていました。水季もどこか少女のような雰囲気を持っており、その雰囲気を纏(まと)ったまま母になろうとする女性です。古川さんが纏(まと)っている空気が水季というキャラクターにリアリティーをもたらしてくれると思い、この大切な役をお願いしました。すでに撮影が始まっているのですが、古川さんの水季は想像以上の素晴らしさです。水季が今はもうこの世にいないと思うと、いつも苦しい気持ちになります。古川さんだから出せる特別な空気を纏(まと)った水季にご期待ください。

作品情報

フジテレビ『海のはじまり』

2024年7月1日(月)スタート ※初回30分拡大

毎週月曜 21時~21時54分

出演者:目黒 蓮、有村架純、泉谷星奈、古川琴音、池松壮亮・大竹しのぶ 他

脚本:生方美久

音楽:得田真裕

プロデュース:村瀬 健

演出:風間太樹、高野 舞、ジョン・ウンヒ

制作・著作:フジテレビ