リアム・ギャラガーが『Definitely Maybe』30周年ソロツアーでノエルの曲をサプライズカバー

AI要約

オアシスのリアム・ギャラガーがノエル・ギャラガーの曲をライブでカバーし話題となる。

ノエルが参加しなかった30周年ツアーにおいて、リアムはノエル曲のカバーを行う。

オフィシャルには引退を表明したものの、ファンに再結成への期待が高まる。

リアム・ギャラガーが『Definitely Maybe』30周年ソロツアーでノエルの曲をサプライズカバー

2009年に解散して以来、頻繁に再結成の噂が流れる伝説的なバンド、オアシス。リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガー兄弟の不仲は広く知られており、いまだ再結成は実現していない。そんな中、リアムがノエルの曲をライブでカバーしたことが話題になっている。

現在オアシスの1stアルバム『Definitely Maybe』の30周年ソロツアーを行っているリアムは、その初日公演で1994年にリリースされたオアシスの「Half the World Away」を演奏。同曲はノエルがリードを務めた曲であり、リアムは「この曲は俺の“リトル・ブラザー(弟)”に捧げる」と、兄ノエルが子供のように振る舞っていることを示唆した。ファンに「兄ではなく弟って言ったのはわざと?」と訊かれた彼は、「ノエルは科学的に言うと俺の弟なんだ」とSNSで答えている。

また、その後リアムはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの「Lock All The Doors」に自身のアレンジを加えてカバーし、ファンを驚かせた。同曲はノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの2ndアルバム『Chasing Yesterday』の収録曲だが、1992年のオアシスのデモテープにも同曲のサビが使用されていた。

以前ファンに「“Definitely Maybe”の30周年ツアーにノエルは参加するのか?」と質問されたリアムは、「ノエルにもオファーしたけど、彼は断った」と答えており、今回のノエル曲のカバーは『Definitely Maybe』30周年ツアーに参加しなかった彼への当てつけとも捉えることができるだろう。

なおツアーには元オアシスのギタリスト、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーが参加しており、「Whatever」「Supersonic」「Live Forever」などのヒット曲以外にも「Shakermaker」「Up in the Sky」「Digsy’s Diner」「Cloudburst」「I Will Believe」「(It’s Good) To Be Free」「Married With Children」などの曲も披露されている。