デッドプールとウルヴァリンが夢の競演、エイリアン最新作も登場　この夏見逃せない注目映画

　6月に入り、ハリウッドではブロックバスター映画のシーズンが本格化。アカデミー賞最多6部門に輝いた映画「マッドマックス　怒りのデス・ロード」(2015年)の前日譚となる「マッドマックス：フュリオサ」が5月24日（日本公開は同31日）に公開されて大ヒットしているのをはじめ、「猿の惑星／キングダム」も絶賛上映中ですが、今年もこれから9月にかけて多くの大作や話題作が公開を控えています。

　この夏見逃せない注目映画をまとめて紹介します。

　バッドボーイズ RIDE OR DIE

　6月7日北米公開、日本公開6月21日

　全世界でシリーズ累計8億ドルを突破したウィル・スミスとマーティン・ローレンスがタッグを組む「バッドボーイズ」シリーズ最新作が、今夏4年半ぶりに劇場に戻ってきます。マイアミを舞台にマイアミ市警察のバッドボーイズことマイク（スミス）とマーカス（ローレンス）のコンビが大暴れする人気シリーズ第4弾は、アカデミー賞授賞式でビンタ事件を起こしたスミスの復帰作としても話題です。

　インサイド・ヘッド2

　6月14日北米公開、日本公開8月1日

　アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いたピクサー映画「インサイド・ヘッド」（2015年）の続編が、9年の時を経て公開されます。思春期を迎えた主人公の少女ラリーが、ちょっぴり大人になって新たな感情のキャラクターたちが現れます。

　憐れみの3章

　6月21日北米公開、日本公開9月27日

　「哀れなるものたち」で今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が再タッグを組んだ最新作。アカデミー賞4部門受賞の同作のキャストとスタッフが再集結した本作は、豪華キャスト陣が演じる役柄もすべてが異なる3部作で構成されています。

　クワイエット・プレイス　DAY1

　6月28日日米同時公開

　音に反応して襲いかかる謎の生命体に支配された世界を舞台に、沈黙を守って生存を試みる家族の姿を描いたサバイバルホラー「クワイエット・プレイス」シリーズ最新作。「それでも夜は明ける」（2013年）でアカデミー賞主演女優賞に輝いたルピタ・ニョンゴが主演し、「決して音を立ててはいけない」設定のもと、ニューヨークを舞台に世界が”沈黙”した恐怖の日を描いています。

　怪盗グルーのミニオン超変身

　7月3日北米公開、日本公開7月19日

　「怪盗グルー」シリーズの7年ぶりとなる新作。2010年に公開された「怪盗グルーの月泥棒3D」から始まったシリーズ第4弾は、グルーファミリーと破天荒なミニオンたちが史上最大の超新化を遂げて戻ってきます。

　ビバリーヒルズ・コップ：アクセル・フォーリー

　7月3日よりネットフリックスで配信

　エディ・マーフィ主演で80年代に大ヒットした「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズが、1994年に公開されたシリーズ第3弾から30年ぶりに復活。マーフィ演じるおなじみのフォーリー刑事が、再びビバリーヒルズ市警察を舞台に大暴れします。

　ツイスターズ

　7月19日北米公開、日本公開8月1日

　「ツイスター」（1996年）から28年ぶりとなる続編。世界規模の異常気象が起こる中、米オクラホマ州で巨大竜巻「ツイスターズ」が多発するストーリー。メガホンを取るのは、2020年のアカデミー賞で6部門にノミネートされた「ミナリ」で脚光を浴びたリー・アイザック・チョン監督。メインキャラクターの一人として、トム・クルーズ主演の「トップガン マーヴェリック」(2022年)でハングマンを演じたグレン・パウエルも出演しています。

　デッドプール＆ウルヴァリン

　7月26日日米同時公開

　ライアン・レイノルズが演じるデッドプールとヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが、夢の競演を果たすマーベルの最新作。破天荒でなんでもありのデッドプールが、孤高のヒーロー、ウルヴァリンとタッグを組み、壮大なミッションに挑むこの夏最大の話題作の一つです。

　エイリアン：ロムレス

　8月16日北米公開、日本公開9月6日

　巨匠リドリー・スコット監督の人気ホラー「エイリアン」（1979年）のその後の物語を描くシリーズ最新作。地球から遠く離れた宇宙を舞台に行き場を失った若者たちが、廃墟と化した宇宙ステーションを舞台にエイリアンと対峙するストーリー。