山林で不明の女性死亡、近くにヒグマの足跡…上着が脱がされた状態

AI要約

函館市の山林で行方不明だった無職の女性が倒れている状態で発見され、病院で死亡が確認された。

女性はタケノコ採りをしていた際に行方不明になったとされ、死亡した状態で見つかったことから警察が捜査を行っている。

女性は上着が脱がされており、近くにクマの足跡があったことも確認されている。

 北海道函館市大船町の山林で29日正午頃、26日に山に入り行方が分からなくなっていた同市富岡町、無職佐藤英子さん(75)が倒れているのを、捜索していたハンターが発見した。佐藤さんは搬送先の病院で死亡が確認された。道警函館中央署によると、目立った外傷はなかったが、上着が脱がされた状態で、近くにクマの足跡があった。同署は佐藤さんが死亡した経緯との関連を調べている。

 発表によると、佐藤さんは26日午前9時半頃から、同市の万畳敷高原で夫や知人とともにタケノコ採りを始め、同日正午の待ち合わせ時間になっても戻ってこなかったことから道警などが捜索を続けていた。