着陸失敗に教官ミス重なる 哨戒機滑走路逸脱、訓練再開へ 海自

AI要約

千葉県の海上自衛隊下総航空基地で訓練中のP3C哨戒機が滑走路を逸脱する事故が発生。海自が人的ミスを原因とする中間調査を公表し、飛行訓練を29日に再開することを決定。教官の操作と訓練生のミスが事故に関与していたことが明らかに。

海自は訓練を一時中止して指導内容を見直し、再開を決定。事故の原因究明と今後の安全確保に努める姿勢を示す。

訓練生の着陸失敗と教官の不手際が事故に繋がった可能性が指摘されており、事故防止のための対策や教育の強化が求められる。

 千葉県の海上自衛隊下総航空基地で訓練中のP3C哨戒機が着陸時に滑走路を逸脱した事故で、海自は28日、訓練生が着陸を失敗し、教官の修正操作にも不手際があったとする中間調査を公表した。

 人的ミスが原因として、一時中止していた飛行訓練は指導を見直した上で29日にも再開する。