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佳子さまが報道陣より先に機内に いつもと違う展開 驚く記者団に会釈される
佳子さまと同じ便に乗るために羽田空港からアテネまでの旅行を決める。
佳子さまを追えるように、機会トラブルの経験から常に身近にいるように心がける。
アクロポリスで佳子さまに会い、服装のことを考える。
![佳子さまが報道陣より先に機内に いつもと違う展開 驚く記者団に会釈される](/img/article/20240527/665450503ea6b.jpg)
羽田空港からアテネまで行くにはいくつかの航空会社の便があり、料金もそれぞれだが、迷うことなく佳子さまと同じ便に乗ることにした。
(アテネで遠藤行泰)
去年11月、ペルーご訪問に同行したときの体験があったからだ。
経由地の米ヒューストンを飛び立った佳子さまを乗せた航空機が、リマに向かう途中、機材トラブルで引き返した。
別便に乗り換えたものの、その機体も機材トラブルで飛ばず、丸一日足止めとなってしまった。
それ以来、なるべく佳子さまの近くにいて、何か起きたら、すぐに伝えなければいけないと強く思うようになった。
しかし、同じ便に乗っていても、あまり近くにはいられない。私たち記者団は、航空機の後部座席に先に乗り込み、佳子さまは出発直前に前方に着席されるからだ。
降りるときは逆で、佳子さまら一行が降りた後に記者団が降りるが追いつけない。
25日、経由地の英ロンドン・ヒースロー空港でも同じことが繰り返されると思っていたが、驚いたことに、アテネ行きの便に一行が先に乗り込んでいた。
通路側に女性の護衛官がいたので、窓側席に目をやると、そこにピンクの洋服に身を包んだ佳子さまが座っていて、目が合うと、私たちに会釈をされた。
次に佳子さまを近くで取材することができたのは、26日のアテネ中心部の古代遺跡アクロポリスだ。
私たち報道陣は先に行き、佳子さまを待ち受けた。
佳子さまに限らないが、各行事に、皇室の方々がどのような服でいらっしゃるか想像するのが楽しい。
ペルーでマチュピチュ遺跡を訪問された時の服装も話題になった。今回はどうだろう。
すると、佳子さま一行が、石段をゆっくりと上がってきた。
上半身(トップス)は青い服ということが分かったが、その場でガイドの説明を受けていて立ち止まったままなので、下半身(ボトムス)が分からない。
ようやく、もう一段上がってきて、白い服ということが確認できたが、スカートかどうかまでは分からない。
「ギリシャの国旗の色だ」と思ったとき、もう一段、上がってこられて白のズボンと確認できた。
スニーカーのような青い靴は服の色とコーディネートされていた。茶色のバッグを斜め掛けし、どこか親しみの持てるマチュピチュでの格好に近いものを感じた。