札幌市立中の教諭、個人情報紛失 体育館に置き忘れ、生徒が閲覧も

AI要約

札幌市教育委員会は25日までに、市立あいの里東中(北区)の教員が生徒267人分の個人情報が記載された資料を紛失。資料は見つかり、複数の生徒が閲覧した可能性があるが外部への流出はなし。

教員は4月10日に生徒に関する資料を置き忘れ、18日に保護者からの連絡で発見。閲覧した可能性のある生徒79人に調査を行い、保護者説明会も開催された。

 札幌市教育委員会は25日までに、市立あいの里東中(北区)の教諭が、生徒267人分の家族状況や友人関係、学校生活上の配慮事項といった個人情報が記載された資料を校内で紛失したと発表した。資料は見つかったが、複数の生徒が閲覧していた。外部への流出は確認されていないという。

 市教委によると、教諭は4月10日、1年生の生徒に関する資料を体育館に置き忘れた。18日、「子どもが資料を見たと話している」という保護者からの連絡を受け、発見。その後、閲覧した可能性のある生徒79人に聞き取り調査。学校側は5月23日に保護者説明会を開いて謝罪した。