群馬県桐生で34.1℃を観測 今年の全国の最高気温を更新 土曜日は暑さトーンダウン 日本海側は寒暖差大

AI要約

きょうは全国で暑さがピークになり、100地点以上で真夏日を記録。熱中症に注意が必要。

あすは気温が低下し、日本海側では4月下旬並みの涼しさになる予想。

寒暖差が大きくなるため、服装や体調管理に気を付ける必要がある。

群馬県桐生で34.1℃を観測 今年の全国の最高気温を更新 土曜日は暑さトーンダウン 日本海側は寒暖差大

 きょう24日(金)は東日本の内陸部を中心に夏のような暑さとなった。全国の120を超える地点で今シーズン一番の暑さを更新し、35℃近くまで上がった所もあった。ただ、あす25日(土)はきょうより気温が低く、暑さはトーンダウンする見込み。特に日本海側で気温が大幅に下がり、4月並みの所もありそうだ。

 きょうは晴れた所を中心に朝から早いペースで気温が上がり、午前中から30℃を突破した所もあった。全国で一番気温が上がったのは、群馬県桐生市で34.1℃を観測。今年の全国の最高気温を更新する暑さとなった。その他、東日本の内陸部を中心に100地点で30℃以上の真夏日となった(午後3時まで)。季節外れの暑さの影響で熱中症になっている可能性があり、時間が経ってから発症する場合もあるため、引き続き体調管理に注意が必要だ。

 あす25日(土)は北海道から九州にかけて広い範囲で晴れるが、暑さはトーンダウンする見込み。関東から西の太平洋側では25℃を超えるものの、北陸や山陰など日本海側では平年を下回る見通し。最高気温は新潟で18℃、松江では21℃予想と、いずれも4月下旬並みとなりそうだ。寒暖差が大きくなるため、服装選びや体調管理に気を付けたい。

(気象予報士・多胡安那)