永久追放のバトン元指導者起訴、教え子への強制わいせつ罪

AI要約

京都地検は、元バトントワリングチームのコーチが高校3年の男子選手にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪で起訴した。

起訴状によると、容疑者は男子選手の体を押さえ、胸や下半身をなで回すなどのわいせつ行為を自宅で行ったとされる。

容疑者は事件発覚後に海外に逃亡していたが、今年4月に逮捕された。日本バトン協会は被告を永久追放にすることを決定した。

永久追放のバトン元指導者起訴、教え子への強制わいせつ罪

バトントワリングチームのコーチとして指導していた当時高校3年の男子選手(19)にわいせつな行為をしたとして、京都地検は20日、強制わいせつ罪で、元指導者で住居不定の無職、小城(こじょう)桂馬容疑者(40)を起訴した。

起訴状によると、昨年2月26日、京都市南区にあった自宅で男子選手の体を押さえ、胸や下半身をなで回すなどのわいせつな行為をしたとしている。

関係者などによると、男子選手は精神的苦痛を訴えて練習に行けなくなり、予定した全日本選手権に出場できなかったという。被告は事件発覚後に海外に渡航。今年4月、帰国したところを逮捕された。府警によると、逮捕時は「間違いありません」と供述し、容疑を認めていた。

事件を受け統括組織の「日本バトン協会」(東京)は被告を永久追放にすると明らかにしている。