「途中交代で入った野手のところに打球はよく飛ぶ」はウソ…野球にまつわる「迷信」を元プロが解説する

AI要約

プロ野球選手は試合中どんなことを話しているのか。元プロ野球選手の今浪隆博さんは「独特の業界用語を使っている。例えば、『ヤリ』という言葉は、ストレートにめっぽう強いバッターを意味する」という――。(第2回)

打線が水物に関しては、その通りで、前日にどれだけ大量得点しても、翌日、相手ピッチャーの出来がよければ、あっさり沈黙してしまうことは、よくあります。

走塁、特に盗塁の場合、1回失敗すると、盗塁のスペシャリストでも恐怖心から反応が鈍くなると聞かされたことがあります。ピッチャーがホームに投げるのか、牽制をするのかを素早く見抜き、どれだけ速く反応するかが盗塁成功のポイントなので、それが鈍くなるのはスランプともいえるでしょう。