高市早苗氏がきょう自民党総裁選出馬会見…「時代に取り残されている」マイナ保険証廃止延期などで論争活発化「選択肢として当然」「真意確認」

AI要約

自民党の総裁選挙が活発化し、候補者間の論争が繰り広げられている。

林官房長官が健康保険証の廃止延期を検討すべきだとの考えを示し、河野デジタル相との見解の相違が露呈。

各候補者が主張を示し、高市経済安保相や加藤元官房長官の出馬も予定されている。

高市早苗氏がきょう自民党総裁選出馬会見…「時代に取り残されている」マイナ保険証廃止延期などで論争活発化「選択肢として当然」「真意確認」

3日後に告示される自民党の総裁選挙は9日、高市経済安保相が出馬表明を行う予定で、候補者間の論争も活発化しています。

林官房長官は8日、マイナンバーカードへの一本化に伴い12月に廃止される現行の健康保険証について、国民の不安をふまえて廃止延期も検討すべきだとの考えを示しました。

林官房長官:

みなさんが納得した形でスムーズにマイナ保険証への移行と、これをやっていくために必要な検討をしていきたい。

これに対し河野デジタル相は廃止延期を否定し、不快感をにじませました。

河野デジタル相:

真意をしっかり確認したい。

石破元幹事長は、映画「男はつらいよ」の舞台、東京・葛飾区を寅さんの格好で練り歩き、廃止延期論に理解を示しました。

石破元幹事長:

併用ということも考えるというのは選択肢として当然だ。

一方、小泉元環境相は支持を受ける菅前首相と共に演説し、「時代に取り残されている日本の政治を変えたい」と述べました。

茂木幹事長は子育て世帯と懇談。

茂木幹事長:

学校給食の完全無償化をしたい。

小林前経済安保相は農林水産業について視察し、「いかに稼げる農林水産業にしていけるかしっかりサポートすることが重要」と話しました。

9日は新たに高市経済安保相が出馬会見を開き、保守層からの支持を背景に国防の強化や積極財政の経済政策などを掲げるとみられ、加藤元官房長官は10日に出馬を表明します。