《東大阪・中高生3人誘拐》「事件の夜、女の子の怒鳴り声が」咳止めの市販薬を80錠使用して急性薬物中毒に…逮捕された男のアパートで目撃された“黒髪の女子学生“

AI要約

大阪府東大阪市で起きた未成年者誘拐事件で、26歳の男が3人の女子中高生を自宅に連れ込んだ疑いで逮捕された。女子高校生が薬物過剰摂取で亡くなる悲劇が発生した。

事件現場は閑静な住宅街のアパートで、周辺住民が怒鳴り声のような異変を耳にしていた。女子高校生の死亡により、事件の真相が明らかになった。

容疑者は一部否認しつつも、薬物を万引きし全員で大量摂取したことを認めており、事件の背景には深い問題があることがうかがえる。

《東大阪・中高生3人誘拐》「事件の夜、女の子の怒鳴り声が」咳止めの市販薬を80錠使用して急性薬物中毒に…逮捕された男のアパートで目撃された“黒髪の女子学生“

「事件があった日の夜、アパートから怒鳴り声みたいなのが聞こえてきて……」──9月4日、女子中高生ら3人を自宅に連れ込んだとして、大阪府東大阪市の男が逮捕された事件。全国紙記者が解説する。

「未成年者誘拐の疑いで大阪府警に逮捕されたのは無職の小坂光容疑者(26)。9月2日夜、未成年と知りながら、女子中学生1名と女子高校生2名を自宅アパートに誘拐した疑いがもたれている。捜査関係者によれば、容疑者は『親から承諾をもらっていると思っていた』と容疑を一部否認しています。

 3日の午後1時過ぎ、警察が女子中学生からの通報を受けて駆けつけたところ、女子高校生のうちひとりが心肺停止の状態で見つかったことから事件が発覚しました。女子高校生は搬送先の病院で亡くなっており、死因は薬物の過剰摂取による急性薬物中毒と判明しています。容疑者は調べに対して『薬を万引きし、全員で大量に摂取した』と話しており、4人で計80錠程度の薬を服用したことを認めています」

 事件現場となったのは、JR新大阪駅から1時間ほどの一軒家が多く立ち並ぶ閑静な住宅街。1Kの部屋が8室ある、こぢんまりとしたアパートの一室だった。女子高校生が心肺停止状態になったとみられる前夜、近所に住む男性はある異変を耳にしていたと証言する。

「事件があった日の夜、遅い時間に女の子の声で一瞬怒鳴り声みたいなのがアパートから聞こえました。お母さんが小さい女の子を虐待しているというか、叱りつけるような感じです。その後も『ギャー』とか『ワー』って聞こえましたけど、5分~10分くらいでおさまりました。普段はこんな声は聞こえないので、なんだろうと思いましたね。

 そして次の日、顔は見えなかったけど、消防車とか救急車がきて誰かが運ばれていくのを見たんです。普段は若い女性の出入りなど見たことがないんですが、まさか高校生の子が亡くなっているなんて思いませんでした……ビックリです」