DNA保管訴訟、二審も抹消命じる

AI要約

名古屋高裁は無罪判決が確定した男性が警察に保管されているDNA型などのデータ抹消を求めた訴訟で、一審名古屋地裁判決に続きデータの抹消を命じた。

男性は無実を訴え、一連の訴訟で無罪が確定したが、警察の保管データが残っていることに不満を抱えており、データの抹消を求めていた。

裁判所は男性の主張を認め、データの抹消を決定したことで、事件の結末が示された形となった。

 無罪判決が確定した男性が、警察が保管するDNA型などのデータ抹消を国に求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は30日、一審名古屋地裁判決に続きデータの抹消を命じた。