岩手県で1時間に約100ミリの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
AI要約
気象庁は、岩手県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
岩手県では大気の状態が非常に不安定であり、28日にかけて大雨による土砂災害や浸水、河川の増水に警戒が必要とされている。
記録的短時間大雨情報は、80ミリ以上の猛烈な雨が観測される場合に発表され、周辺地域では災害の危険性が高まる。
気象庁は、岩手県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
岩手県
盛岡市北部付近 約100ミリ(午後7時10分)
盛岡市南部付近 約100ミリ(午後7時20分)
日本海から北日本を通り千島近海にのびている前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、岩手県では大気の状態が非常に不安定となっている。前線は28日（水）にかけて東北地方をゆっくり南下するため、大気の非常に不安定な状態が続く見込み。28日にかけて大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意したい。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。
