台風7号接近に伴って海上保安庁が大型船舶に東京湾で初の湾外避難・入湾回避勧告

AI要約

海上保安庁は台風7号接近に伴い、東京湾内の船舶に湾岸避難や入湾回避を求める勧告を出した。

対象は高リスク船で、長さ160メートル以上の船舶が含まれる。勧告解除までの期間は未定。

勧告は2019年の台風15号被害を受けて制定され、風速40メートル以上が想定される際に発令される。

台風7号の接近を受け、海上保安庁は大型の船舶などに対して東京湾からの退避を求める「湾岸避難」「入湾回避」を出しました。

 海上保安庁は14日午後3時から台風7号の接近に伴う東京湾内の安全確保のため、高リスク船の東京湾外への避難や東京湾内への入湾を回避するよう勧告しました。

 高リスク船は長さ160メートル以上のコンテナ船やタンカーや、長さ200メートル以上のフェリーや貨物船、2万5000トン以上の液化ガス船などで、勧告の解除までの期間は決まっていません。

 東京湾でこの勧告が出されるのは初めてで、海上保安庁は対象となる船に対し、それぞれ連絡しているということです。

 この勧告は2019年に千葉県などで猛威を振るった台風15号の被害を基に法改正されて作られ、風速40メートル以上が想定される場合に発令されます。

 勧告を受け、すでに予定を変更した客船も出ています。