塚原直也氏「跳馬でこれは行ったな」体操男子総合金の岡慎之助 6位橋本「やり切ってくれた」

AI要約

アテネ五輪体操男子団体金メダリストの塚原直也氏が1日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、パリ五輪体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助と、6位に終わった橋本大輝との違いについて解説。

塚原氏は岡を称賛し、完璧な演技で波に乗れたと述べる一方、橋本は疲れが見えていたが、試合に出場し感動を与えたと賞賛。

日本勢が体操男子個人総合で4連覇し、塚原氏は岡の実力を高く評価しつつ、今後の展開が楽しみであると語った。

 アテネ五輪体操男子団体金メダリストの塚原直也氏が1日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。パリ五輪体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助(20=徳洲会)と、21年東京に次いで同種目連覇が期待されながら6位に終わった橋本大輝(22=セントラルスポーツ)との違いについて解説した。

 塚原氏は岡について「完璧な縁起をして波に乗れた。跳馬で難しい着地を決めて、これはいったなと思いました」とした。一方の橋本については「始まる前から疲れが見えていた。ケガを乗り越えて、試合に出られるように調整してきた。無理をして出たが、やり切ってくれたので、感動をもらいました」とねぎらった。

 日本勢はこの種目、2012年(平24)ロンドンと16年リオデジャネイロの内村航平、21年東京の橋本、今回の岡と4連覇。「体操ニッポン」の象徴でもある。塚原氏は、「岡も橋本と同じくらいの実力をつけて優勝した。今後楽しみ。性格とか、技の技術力、調子、いろいろなものが重なり合っての今回の結果」と分析していた。