横浜市、5年度のふるさと納税流出額が過去最大265億円 寄付受け入れ額は12億円

AI要約

横浜市の令和5年度の一般会計決算によると、ふるさと納税による市税流出額が過去最大の265億円になり、ふるさと納税を利用した市民は39万9千人に増加した。

市税収入は前年比2・2%増の8863億400万円で2年連続の増収となり、個人市民税も増加した。一人当たりの収入も増えた。

一方、歳入は1兆9567億6500万円で4年ぶりに2兆円を下回り、歳出は1兆9358億7900万円で実質収支は74億4400万円の黒字だった。

横浜市、5年度のふるさと納税流出額が過去最大265億円 寄付受け入れ額は12億円

横浜市が発表した令和5年度の一般会計決算(速報値)によると、ふるさと納税による市税流出額は過去最大の265億円(前年度比43億5千万円増)だった。ふるさと納税を利用した市民は前年度比6万人増の39万9千人だった。

これに対し、ふるさと納税の寄付受け入れ額は同比8億円増の12億円だった。

市税収入は同比2・2%増の8863億400万円で2年連続の増収となり、過去最高を更新した。個人市民税は同比90億円増の4319億円。賃上げが進んだことなどから、納税者数、一人当たりの収入ともに増加した。

国庫支出金などを加えた歳入は1兆9567億6500万円で4年ぶりに2兆円を下回った。歳出は1兆9358億7900万円で、実質収支は74億4400万円の黒字だった。