両腕から生々しくのぞく入れ墨…48歳男「北里病院で別居中の妻を包丁で切りつけ」犯行直後の驚愕行動

AI要約

神奈川県相模原市にある北里大学病院で、36歳の女性が夫に刃物で切りつけられる事件が起きた。

犯人は妻を切りつけた後、14歳の娘と一緒に病院から車で逃走し、警察によるカーチェイスの末に逮捕された。

現在、警察が犯行動機など詳しい調査を進めている。

両腕から生々しくのぞく入れ墨…48歳男「北里病院で別居中の妻を包丁で切りつけ」犯行直後の驚愕行動

男の両腕からは生々しく入れ墨がのぞく。顔を見られたくないのだろう。ずっと報道陣がいる場所とは反対側を向き、警察車両に乗り込んだ――。

「刃物を持った男が病院内をうろついています」

神奈川県相模原市にある北里大学病院の職員から110番通報が入ったのは、7月23日の午前9時半過ぎだった。通報を受けて警察官が現場に駆けつけると、同市内に住む36歳の女性Aさんが左腕から血を流していた。警察に対し「通院のために病院に来た時、夫に待ち伏せされ刃物で切りつけられました」と話しているという。

「殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、Aさんの夫で東京都町田市に住む無職・藤沢晃容疑者(48)です。2人は別居中でなんらかのトラブルがあったとみられています。警察の調べに対し、藤沢容疑者は『妻を包丁で切りつけたが殺そうとは思っていなかった』と供述。Aさんは全治1週間のキズを負いましたが、命に別状はないそうです」(全国紙社会部記者)

犯行直後、藤沢容疑者は驚愕の行動に出る。一緒にいた14歳の娘と車に乗り、猛スピードで病院から逃亡したのだ。

「スグにパトカーや白バイが追跡します。藤沢容疑者の乗った黒い車は、スピードをあげ反対車線にはみ出すなどして逃走。カーチェイスは1時間ほど続きました。藤沢容疑者の身柄が確保されたのは、北里病院から直線距離で約20km離れた相模湖近くです。藤沢容疑者は道路にうずくまり、抵抗することもなく現行犯逮捕されました。14歳の娘は、別の場所で保護されています」(同前)

藤沢容疑者は、なぜ待ち伏せしてまでAさんを切りつけたのか。夫婦の間でどんなトラブルがあったのか。警察は詳しい犯行動機について調べを進めている。