【独自】「何も分からないままで苦しい」日光・フランス人女性不明あすで6年 国連が日本政府に4度目の捜査協力要請

AI要約

2018年にフランス人女性が日光市で行方不明になり、国連が捜査協力を要請していることが明らかになった。

捜査に必要な情報の共有が求められており、家族は6年間真実を知らずに苦しんでいると述べている。

日本政府はプライバシーの理由から情報の公開が難しいと回答してきた。

【独自】「何も分からないままで苦しい」日光・フランス人女性不明あすで6年 国連が日本政府に4度目の捜査協力要請

2018年、観光中のフランス人女性が栃木県日光市で行方不明になってから29日で6年が経ちます。女性の失踪について、国連が日本政府に4度目となる捜査協力の要請を行っていたことがFNNの取材でわかりました。

2018年7月、栃木県日光市で観光中に突然行方がわからなくなったティフェヌ・ベロンさん(42)について、国連は事件に巻き込まれた可能性があるとして、日本政府に6月、4度目となる捜査協力の要請を行っていたことがわかりました。

現場周辺の防犯カメラの映像や、ベロンさんの携帯電話の解析結果などをフランスの捜査当局に共有するよう求めています。

ベロンさんの兄、ダミアンさんは「妹が見つからず家族にとって、とても苦しい6年間だった。真実が見つかることを願っている。何もわからないままであることが苦しい」と訴えています。

日本政府はこれまで、プライバシーの理由から全ての情報を公開することは出来ないなどと回答していました。