さすまたで一度は追い出すも…市役所で刃物持った男が液体まき放火した事件 緊迫する現場の様子が明らかに
男が高浜市役所で火をつけ、職員3人がケガをした事件の詳細が明らかになってきました。
男は刃物を持ちながら税務グループの前で液体を投げつけ、職員1人が目に液体を入れられけがをしました。
男は窓口に入って液体をかぶり、火をつけた際にもう1人の職員が刃物でけがをしました。現場では消火器で火災を消し止めるという騒ぎになりました。
愛知県高浜市の高浜市役所で7月16日、男が可燃性の液体に火をつけ職員3人がケガをした事件で、当時男がとった行動の詳細がわかってきました。
男は北玄関から、市役所あてに電話をかけながら入ってきたといいます。
男は刃物を持っていて「死んでやる」「担当の職員を出せ」などと叫び続けながら、税務グループの前から灯油とみられる液体が入ったペットボトルに穴をあけて、投げつけました。このとき、職員1人の目に液体が入り、けがをしています。
その後、窓口の中に入った男を職員がさすまたで追い出しましたが、再び税務グループの窓口のなかに入って、液体を頭からかぶりライターで火をつけました。そして、刃物がぶつかった1人がけがをしました。
職員らは消火器で火を消し止め、男を取り押さえましたが、刃物取り上げようとして1人がけがをしたということです。
(東海テレビ)