夫に秘密で…不倫相手の子を生み育てる“托卵妻”の実態 当事者の告白「夫には申し訳ないが生んだ後悔はない」「自分勝手とは思うが、1人で育てられる自信がなかった」

AI要約

結婚して2歳の子どもと幸せに暮らしている女性が、子供が不倫相手のものであることを夫に隠している。不倫相手との関係は続いており、真実を伝える決意をする。

夫には子どもが自分の子ではないことを隠しているが、いつか真実を伝える覚悟を持っている女性。血液型の矛盾から、夫にはバレる可能性もある。

托卵妻と呼ばれる女性のストーリーを通じて、家族や関係の複雑さ、秘密を抱える苦悩などを垣間見る。

夫に秘密で…不倫相手の子を生み育てる“托卵妻”の実態 当事者の告白「夫には申し訳ないが生んだ後悔はない」「自分勝手とは思うが、1人で育てられる自信がなかった」

 6年前に結婚し、かわいい2歳の子どもと3人で暮らす日々。「3人で笑い合っている時が家族だなと感じる」という女性には、大きな秘密があった。この子ども、実は不倫相手の男性との間に授かった命。夫は事実をまだ知らない…。今、SNSでは別の男性との子どもを“夫の子”として育てる女性が「托卵妻」と呼ばれている。托卵(たくらん)とは、カッコウなどの鳥類が、他の鳥の巣に卵を生み付け、親鳥に雛を育てさせるという動物の習性の一つ。これと同じように“他の男性との子どもであることを隠し夫に育てさせる”現象が、人間界でも増えているという。

 『ABEMA Prime』の取材に応じたのは30歳のさくらさん。職場で知り合った男性は、親子ほど歳が離れた既婚男性で「20年くらい一緒にいた奥様がいらっしゃった」が、そうと知りつつも不倫関係にハマっていった。関係が1年ほど続いたある日、妊娠が発覚。直後は「どっちの子だろう?と思った。夫の子の方が子どもも幸せだろう」と不安を抱えながら出産。しかし生まれた子を見てすぐ、不安は確信に変わった。「夫には全然似ていなかった。だんだん彼の方に似てきたので」とDNA鑑定したところ、やはり不倫相手との子だとわかった。すぐに離婚も考えた。「(夫は)夫の子じゃない子を育てる義理も義務もないし」。ただ同時に「私の自分勝手ですけど、1人で育てられる自信がなかった」と、秘密にした。

 血液型は夫がO型、さくらさんがB型。子どもはこの両親からは生まれるはずがないAB型だ。いつかはバレるという不安もある中「ひどい女だと思う。子どもを生んだ後悔はない。ただただ、夫には申し訳なく後悔はしている」と胸中を明かした。しかし、今でも不倫相手との関係は続いており、さらには家族ぐるみで会うこともある。夫はその男性と妻が不倫している事実すら、まだ知らない。「夫がいない時に彼が家に来て、子どもと遊ぶこともある」という状況だ。しかし、さくらさんは「実際に血液型も合わなかったので、伝えようと思っている。もし離婚したいと言われたら受け入れるしかない」と、年内には真実を夫に伝えるつもりだという。