3連休は梅雨前線の活動活発 梅雨末期の大雨に警戒 来週は続々と梅雨明けか

AI要約

3連休にかけても梅雨前線の活動は活発で、西日本を中心に大雨に警戒が必要

今日は中国、四国を中心に200ミリ以上の大雨となり、土砂災害に警戒が必要

13日からの3連休も梅雨前線が停滞し、大雨に警戒が必要

3連休は梅雨前線の活動活発 梅雨末期の大雨に警戒 来週は続々と梅雨明けか

3連休にかけても梅雨前線の活動は活発で、西日本を中心に発達した雨雲が次々と流れ込むでしょう。梅雨末期の大雨に警戒が必要です。屋外でのレジャーやイベントを予定されている方は、安全を最優先にして、無理のないよう、お過ごしください。来週は太平洋高気圧の勢力が強まり、西から続々と梅雨明けする可能性があります。

今日11日(木)は、前線が本州付近を南下し、前線に向かって暖かく湿った空気が大量に流れ込みました。

中国、四国を中心に大雨となり、特に山口県では24時間降水量が200ミリを超える大雨になった所もありました。今日の未明にはレーダーの解析で、山口県下関市菊川付近で約100ミリ、山口県下関市下関付近で約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

明日12日(金)は本州の南岸に停滞し、前線上を低気圧が通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。西日本を中心に雷を伴った滝のような非常に激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。関東甲信でも雨の降る量が多くなる所があるでしょう。

中国や四国など西日本を中心に、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。今後、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。

13日(土)~15日(月・海の日)の3連休も本州付近には梅雨前線が停滞し、前線の活動が活発でしょう。

九州から関東は雨の降る所が多く、特に西日本では14日(日)頃にかけて発達した雨雲が流れ込みやすいでしょう。梅雨末期の大雨に警戒が必要です。雨マークがついていない日でも、気温が上がる午後は、にわか雨や雷雨の可能性があります。

7月~8月は川に入る機会が増え、水難事故が増えると言われています。3連休で海や川、山など屋外のレジャーを予定している方は、天気の急変に注意し、無理のない行動をお願いします。

17日(水)頃からは夏の太平洋高気圧の勢力が強まり、梅雨前線は北上する見込みです。西から続々と梅雨明けする可能性があります。