雨空に響いた「美爆音」 習志野高吹奏楽部が千葉ロッテを応援

AI要約

千葉ロッテマリーンズの試合に習志野市立習志野高校吹奏楽部が応援に駆け付け、華やかな演奏パフォーマンスで観客を沸かせた。

習志野高校吹奏楽部はロッテの古谷拓郎や池田来翔らの母校であり、全国屈指の実力を持つ名門校である。

試合は習志野高校吹奏楽部の応援によってロッテが勝利し、部員たちは一丸となって120%の力を振り絞っていた。

雨空に響いた「美爆音」 習志野高吹奏楽部が千葉ロッテを応援

 雨のZOZOマリンに「美爆音」響く――。プロ野球・千葉ロッテマリーンズが6月28日、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で臨んだオリックス戦に、全国屈指の実力を誇る習志野市立習志野高校吹奏楽部191人が応援に駆け付けた。

 ロッテのホームタウン・千葉の魅力を伝えるイベント「ALL FOR CHIBA FES」の一環。2018年に始まり、同部の出演は5回目、スタンド応援は4回目。

 試合前のセレモニーで、部員たちはグラウンドで演奏パフォーマンスを披露し、試合中はロッテの応援団とともに吹奏楽演奏で盛り上げ、2万8950人の観衆を沸かせた。

 同高はロッテの古谷拓郎投手や池田来翔選手らの母校でもある。同部は全日本吹奏楽コンクールなどで毎年のように全国上位の成績を残している名門。大迫力ながらも整った演奏は「美爆音」と呼ばれている。

 試合は七回裏2死降雨コールドとなったが、ロッテが4-3でオリックスを降し、歓喜のテーマが演奏された。同部が応援に入った試合では初勝利。

 試合前、松元真紀部長(3年)は「全員で120%の力で応援するので、一緒に盛り上がってほしい」と話した。5月から応援曲の練習を始め、準備を重ねてきたという。【大槻英二】