落語協会会長に柳家さん喬さん

AI要約

落語協会(東京)は26日、新会長に柳家さん喬さんを選出した。市馬さんが退任し、顧問に就任したことも発表された。

柳家さん喬さんは東京都出身で、古典落語の名手として知られる。協会常任理事であり、互いに手を携えることの重要性をコメントしている。

柳家さん喬さんは五代目柳家小さんに入門し、真打ち昇進を果たした。後世のために何を残せるか考え、力になれるよう努める意向を示している。

 落語協会(東京)は26日、総会を開き、新会長に柳家さん喬さん(75)を選出した。

 2014年から5期10年会長を務めた柳亭市馬さん(62)の後任。市馬さんは理事も退任し、顧問に就任した。

 さん喬さんは東京都出身。1967年、五代目柳家小さんさんに入門し、81年真打ち昇進。2006年から協会常任理事。人情噺(ばなし)など古典落語の名手として知られる。コメントを発表し、「上下の壁を砕き、後世のために何を残せるかを考え、互いに手を携えていくことが大事だと思う。少しでも力になれれば」などとつづった。