岸田首相、また麻生氏と会食 菅元首相念頭?総裁選向け結束か

AI要約

岸田文雄首相と麻生太郎副総裁が会食し、結束を強化。菅義偉前首相の退陣表明に備える。

麻生氏は首相の憲法改正の姿勢などを評価し、不満を示す姿勢が和らいでいる。

岸田首相、また麻生氏と会食 菅元首相念頭?総裁選向け結束か

岸田文雄首相(自民党総裁選)は25日、東京都内のホテルで自民党の麻生太郎副総裁と会食した。麻生氏とは18日に会食したばかり。首相、麻生氏双方と距離を置く菅義偉前首相が事実上の退陣表明を行う中、首相は麻生氏との結束を固め、秋の総裁選を乗り切る考えとみられる。

麻生氏は首相が先の通常国会で公明党との改正政治資金規正法の修正協議で、公明の主張に譲歩したことに不満を持っているとされていた。だが、麻生氏周辺によると、18日の会食後は、首相の憲法改正の姿勢などを評価する発言を繰り返しているという。