障害者向けグループホーム「恵」問題 関係自治体による協議会 5月末までに利用者や家族などから77件の相談

AI要約

愛知県などが障害者向けグループホームを運営する「恵」の指定取り消しを検討

過大徴収や不正受給の疑いが浮上し、関係自治体と協議会を開催

利用者や家族からの相談が寄せられ、次の行動について模索中

障害者向けグループホーム「恵」問題 関係自治体による協議会 5月末までに利用者や家族などから77件の相談

障害者向けグループホームを運営する「恵」の一部の事業所に対し、愛知県などが6月にも指定を取り消す方針であることを受け、18日、関係自治体による協議会が開かれました。

愛知県を中心に全国で障害者向けグループホームを運営する「恵」は、2億円あまりに上る食材費の過大徴収に加え、サービス報酬の不正受給が明らかになり、県と名古屋市は6月にも県内5つの事業所の指定を取り消す方針です。

18日は関係自治体の担当者が参加する協議会が開かれ、県などが設置した「恵」に関する相談窓口に、利用者やその家族などから5月末までに77件の相談が寄せられていることが報告されました。

内容は「どういう行政処分になるのか」「次の行き先を探さなければいけないのか」という相談のほか「同じ場所で生活したい」という意見も多くあったということです。