「たばこの不始末で火が出た」と通報 集合住宅一室がほぼ全焼、2人死傷

AI要約

大阪市旭区の集合住宅での火災で、男性がたばこ不始末が原因として110番通報した。火災により一室が全焼し、男性と女性の遺体が見つかった。

男性はたばこを吸った後に外出し、帰宅すると部屋が煙で充満していたと証言。母親と連絡が取れておらず、遺体が母親の可能性もあるという。

大阪府警は遺体の身元確認と出火原因の調査を急いでいる。

「たばこの不始末で火が出た」と通報 集合住宅一室がほぼ全焼、2人死傷

15日午前4時55分ごろ、大阪市旭区清水の集合住宅で「たばこの不始末で火が出た」と住人の男性(54)から110番があった。大阪府警旭署によると、火は約2時間40分後に消し止められたが、4階建て集合住宅1階の一室がほぼ全焼。男性が負傷して病院に搬送されたほか、焼け跡から女性の遺体が見つかった。

同署によると、男性は母親と2人暮らしで、「たばこを吸ってから買い物に出て帰宅すると、部屋に煙が充満していた」と説明しているという。母親と連絡が取れていないといい、同署は遺体は母親の可能性があるとみて身元確認を急ぐとともに、出火原因を調べている。