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青野照市九段、50年の現役生活に幕 逆転負けに「自分らしい最後」
将棋の現役最年長棋士・青野照市九段(71)が、50年の現役生活を終えた。
青野九段は竜王戦6組昇級者決定戦での敗北をもって引退を決定していた。
対局で逆転負けし、「自分らしい最後」としながら、50年間の活動に率直に振り返った。
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将棋の現役最年長棋士・青野照市九段(71)が13日、第37期竜王戦6組昇級者決定戦1回戦で泉正樹八段(63)に敗れ、50年の現役生活を終えた。通算成績は800勝899敗だった。
青野九段は第82期将棋名人戦・順位戦でC級2組から陥落。竜王戦6組昇級者決定戦に敗れた時点で引退することになっていた。
この日の対局は非勢に陥ったところから勝勢に持ち込んだものの、逆転負け。「自分らしい最後」と自虐の笑みを浮かべながら「現役50年、それなりにやってこられたと思います」と振り返った。