横浜駅近くの路上で刺殺容疑で逮捕の男、別の事件後に更生施設に入所
AI要約
横浜市西区でフィリピン国籍の無職女性が刺殺され、33歳の無職男性が逮捕された。
犯人は過去に母親を刺した過去があり、更生施設にいた過去がある。
事件は繁華街で起き、被害者は病院に搬送されたが死亡が確認された。
横浜市西区の路上で、フィリピン国籍の無職礒崎アリスヒマオさん(57)=同区浅間町2丁目=を刺殺したとして、神奈川県警は10日、自称・東京都町田市金森東2丁目、無職安藤幸生容疑者(33)を殺人容疑で緊急逮捕し、発表した。「人を刺したことに間違いない」と容疑を認めているという。
女性とは「面識がなかった」と話しているというが、一部、意味が通じない説明もしているという。
捜査関係者によると、安藤容疑者は昨年8月、町田市の団地で同居していた母親を「刺した」と交番に出頭。最近まで更生に向けた民間施設にいたという。
逮捕容疑は9日午後7時40分ごろ、横浜市西区南幸2丁目の歩道で、礒崎さんの胸などを刃物で複数回刺すなどして殺害したというもの。同45分ごろ、「血を流して倒れている女性がいる」と通行人から110番通報があった。
礒崎さんは約1時間20分後に搬送先の病院で死亡が確認された。体には抵抗した時にできたとみられる傷があったという。安藤容疑者は9日午後11時過ぎ、横浜駅前の交番に刃物を持って出頭した。
現場は横浜駅から徒歩5分ほどの居酒屋などが林立する繁華街の一角。（加藤美帆、稲葉有紗）
