石原良純、父慎太郎さんとの違い?強調 親子二代ベスト・ファーザー賞「選考基準がまともに」

AI要約

俳優石原良純は、ベスト・ファーザー賞芸能部門に選出されたことについてコメントし、父である石原慎太郎さんとの違いを語った。

良純は、父親との関係や子育てについてのエピソードを明かし、周りの支えに感謝を示した。

自身の日々の努力を重視し、ベスト・ファーザー賞を受賞した喜びを表現した。

 俳優石原良純(62)は10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、今月4日に発表された「第43回ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』」芸能部門に選出されたことについて、父で、東京都知事などを務めた作家の石原慎太郎さんの受賞時と比較しながらコメントした。

 慎太郎さんは1988年にベスト・ファーザー賞を受賞しており、今回は親子二代での受賞。番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一らにお祝いされながらも「なぜ、今(の受賞)なのか」と経緯を問われた良純は「僕も分からない」と述べた上で「1988年に父親が受賞しているということは、そのころよりは選考基準がまともになったということ」。羽鳥は「それは息子である良純さんしか言えないから、我々は分からない」と、苦笑いで応じるしかなかった。

 「賞状には『子どもの成長とともに理解を深め…』とあったが、うちの父親とそんなにいっしょにいた覚えがないから…」と戸惑う良純が「(慎太郎さんに)怒られたことはないし、僕が大学を出たことを知らなかった」と明かすと、元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は思わず「うそでしょ?」。良純はさらに「(慎太郎さんは)晩年のインタビューで、子育てには興味がなかったと言っていた。きっぱり言う人って、なかなかいないでしょ」と父親をイジりながら「周りの方に育てていただいた」と、笑わせた。

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏から「イメージでもらう賞なんでしょうね」と突っ込まれた良純は「違いますよ。毎日、日々の努力ですよ。日々の努力でいただく賞」と、自身と慎太郎さんとの違い?を主張。「(慎太郎さんが受賞した)1988年当時の賞(の選考基準)はなんだかよく分からなかったけど、今は大丈夫ですよ」と、「ベスト・ファーザー」として胸を張った。