ゴルフ場に不審バケツ 貼られた紙に社長宛て文言「よろしければ…」
大阪府松原市のゴルフ練習場で不審なバケツが見つかり、運営会社社長宛ての文言が記された紙が張られていたことが判明。
バケツ内から熱風が吹き出し、従業員が軽いやけどを負ったという事件が発生。
府警はバケツの液体成分や事件の経緯について調査を行っている。
大阪府松原市のゴルフ練習場で不審なバケツが見つかった事件で、練習場の運営会社社長宛ての文言が記された紙が、バケツに張られていたことが判明した。府警は会社への嫌がらせの可能性もあるとみている。
バケツは練習場敷地内の事務所近くに置かれていた。府警が詳細に調べたところ、直径約60センチ、高さは約70センチ。側面に社長宛てとして「よろしければお使いください」と書かれた紙が張られていた。
また、ペットボトルなども黒いビニールテープで取り付けられていた。練習場で使われているものではなく、6日午前5時以前に何者かが持ち込んだとみられるという。
府警によると、6日午後1時15分ごろに練習場の従業員がバケツを移動させようとしたところ、内部から熱風が吹き出し、左腕の一部に軽いやけどをした。内部には液体が入っており、やけどをした従業員が「バケツが爆発した」と府警松原署に通報していた。
府警は液体の成分などを分析するほか、バケツが置かれた経緯を調べている。【林みづき】