自民片山氏、対立候補を支援か 静岡県連、調査要求へ

AI要約

自民党静岡県連が、片山さつき政調会長代理が野党推薦候補を支援していたことを問題視し、党本部に事実関係の調査を求めることを決定した。

県連内で国会議員の処分は行えないため、党本部に事実確認を求めている。

5月に行われた静岡県知事選で、立憲民主、国民民主両党推薦の候補が自民推薦候補を破って当選した。

 自民党静岡県連は7日、5月に投開票された同県知事選で、片山さつき政調会長代理が野党推薦候補を支援していたとして、党本部に事実関係の調査を求めて近く申し入れをすると決めた。応援用のポスターを送っていたことなどを問題視し、処分を求める声が県連内で出ている。

 県連の増田享大幹事長は「県連で国会議員の処分などはできない。事実確認も含め、党本部にお願いする」と述べた。7日の役員会後、記者団の質問に答えた。

 5月26日投開票の知事選は6新人が争い、立憲民主、国民民主両党推薦の鈴木康友氏が自民推薦の元副知事大村慎一氏との与野党対決を制した。