涙を流し…「犯罪を手伝う意思は全くない」ススキノ殺人 母親が初公判で無罪を主張
AI要約
去年7月、札幌・ススキノのホテルで男性が殺害され頭の部分が持ち去られた事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、母親の初公判が札幌地裁で開かれました。
事件の詳細や起訴内容について母親は無罪を主張し、涙ながらに自身の関与を否定しました。
裁判は午後3時から開廷され、母親の弁明が続いた後、午後5時ごろまで続く予定です。
去年7月、札幌・ススキノのホテルで男性が殺害され頭の部分が持ち去られた事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、母親の初公判が札幌地裁で開かれ、母親は無罪を主張しました。
去年7月、札幌・ススキノのホテルで、当時62歳の男性が殺害され、首を切断されて頭の部分が持ち去られたもので、札幌市の田村瑠奈被告と両親の3人が逮捕・起訴されました。
母親の浩子被告は、娘の瑠奈被告が自宅に男性の頭の部分を隠すことを容認し、瑠奈被告から遺体を損壊する様子をビデオで撮影してほしいと頼まれた際に、それを夫の修被告に依頼して撮影させた、死体遺棄と損壊のほう助の罪に問われています。
午後3時から札幌地裁で始まった初公判で、浩子被告は裁判長から起訴内容について問われると「頭部の損壊を知ったのは家に持ち込まれ、行われたあとで隠すことを容認していたというのは違います」などと述べました。また、涙を流しながら「助けを求める気持ちで夫に撮影を依頼した。犯罪を手伝う意思は全くなく、損壊を手助けするつもりも全くなかった」などと起訴内容を否認しました。
裁判はこのあと午後5時ごろまで続く予定です。
