ガターザン、人間むつごろう…佐賀でガタリンピック、1300人奮闘

AI要約

佐賀県鹿島市で開催された「鹿島ガタリンピック」では約1300人が参加し、約2万7千人の観客が泥まみれの競技を見守った。

競技では宝探しや相撲など9種目が行われ、特に人間むつごろうやガターザンなど個性豊かな競技が行われた。

会社員の山口明香さんは自身の出身地である福岡から参加し、ガターザンに参加して念願をかなえたとコメントした。

ガターザン、人間むつごろう…佐賀でガタリンピック、1300人奮闘

 有明海の広大な干潟を舞台に競う「鹿島ガタリンピック」が2日、佐賀県鹿島市で開かれた。約1300人が競技に参加、泥まみれで奮闘する姿に、詰めかけた約2万7千人(主催者発表)が声援を送った。

 競技は宝探しや相撲など9種目。ガタスキーと呼ばれる板に腹ばいになってスピードを競う「人間むつごろう」では、重心をうまくコントロールして滑るように進む人もいれば、板が沈んで動けなくなる人も。

 台船のクレーンから下がるロープにつかまって干潟に飛び込む「ガターザン」に参加した長野県小諸市の会社員、山口明香(はるか)さん(27)は「福岡県太宰府市の出身で、いつか出たいと考えていた。念願がかない、気持ちよかった」と話した。(小陳勇一)