小型機が胴体着陸 滑走路閉鎖の「神戸空港」34便が欠航 期待を所有の「ヒラタ学園」はヘリ整備など不適切対応30件

AI要約

神戸空港で小型機が胴体着陸し、滑走路が閉鎖されている。搭乗者全員がケガを負っていない。

機体は訓練機で、訓練中に着陸装置を出し忘れたことが原因だという。

神戸空港では滑走路閉鎖の影響で欠航便が生じており、客に影響が出ている。

小型機が胴体着陸 滑走路閉鎖の「神戸空港」34便が欠航 期待を所有の「ヒラタ学園」はヘリ整備など不適切対応30件

31日午後2時半ごろ、神戸空港で小型機が胴体着陸し、滑走路が閉鎖されている。

機体は訓練機で3人が搭乗していたが、ケガ人はいない。

関西エアポートなどによると、31日午後2時半ごろ、神戸空港でパイロットの育成などを行う「学校法人ヒラタ学園」の飛行機が滑走路に胴体着陸したということだ。

機体は「ヒラタ学園」の6人乗りの小型機で、当時、機長の教官1人(60代)と20代の訓練生2人のあわせて3人が乗っていた。

ヒラタ学園によると「タッチアンドゴー」という離着陸の訓練中に着陸装置を出し忘れたことが原因だということだ。

神戸空港では滑走路を閉鎖していて、警察の事情聴取が終わり次第、機体を移動させる予定だが、31日午後5時現在、復旧の見通しは立っていない。

滑走路の閉鎖をうけて34便が欠航となり、チケットカウンターの前には払い戻しを求める多くの客が並んだ。

神戸空港の利用客:仙台から(神戸で)乗り継いで長崎まで行く用事です。

神戸空港の利用客:ホテルは予約していたので明日の朝の便に変更します。(Qお仕事は大丈夫ですか?)一応、連絡しているので大丈夫です。

「ヒラタ学園」を巡っては5月28日、関西広域連合などから運航を委託されていたドクターヘリなどの整備等について不適切な対応が30件あったとして、大阪航空局から「組織的な悪質性が認められる」として事業改善命令が出されていた。

(関西テレビ「newsランナー」 2024年5月31日放送)