『ヒャッハー!』系?! ドゥカティが2つのコンセプトモデルを英国バイクシェッドで初公開

AI要約

ドゥカティは、英国ロンドンで開催中のカスタムバイク系イベント・バイクシェッドにて、スクランブラーをベースとした2つのコンセプトモデルを公開した。

1つはフェアリングを採用した「CR24I」で、1960年代のバイクからのインスピレーションを受けており、金色のフェアリングや特徴的なデザインが際立っている。

もう1つは“終末世界を走るトラッカー”をイメージしたモデルで、マッドマックスや北斗の拳の世界観を表現し、アップサイクルや異素材の組み合わせなどが特徴となっている。

『ヒャッハー!』系?! ドゥカティが2つのコンセプトモデルを英国バイクシェッドで初公開

ドゥカティは、英国ロンドンで開催中のカスタムバイク系イベント・バイクシェッド(Bike Shed MotoShow)にて、スクランブラーをベースとした2つのコンセプトモデルを公開した。

以前ラインナップされていた前後17インチの「スクランブラーカフェレーサー」を彷彿とさせながら、当時は装備していなかったフェアリングを採用したコンセプトモデルが「CR24I」だ。

1960年代のバイクからインスピレーションを得たといい、金色のフェアリングや前後17インチホイール、バーエンドミラー付きのクリップオンハンドルバーなどが特徴となっている。意匠はパンタや750SSも参考にしており、これに現代らしいスイングアームマウントのナンバープレートホルダーやショートテールのシートカウルを組み合わせた。

“終末世界を走るトラッカー”を表現したのがCR24I。マッドマックスの世界観や、日本人的にいえば北斗の拳の世界観がイメージしやすそうだ。いわゆる『ヒャッハー!』系である。

タンクカバーはタンクバッグを取り付けられるフレームに置き換えられ、シートカウル左側にはジェリ缶をのアップサイクルをイメージしたケースを装着。前18/後17インチのワイヤースポークホイールにブロックタイヤ、そして各部のアルミ地色が強調されたボディなどが終末世界を表現している。意外に低めなハンドルやアップマフラー、短いフェンダーなどが、どこまでも続く砂塵の世界をイメージさせてくれる。

いずれもコンセプトモデルではあるが、今後なんらかの形で市販車に結び付いていく可能性はあるのか? 続報を注視していきたい。

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