Nintendo Switch後継機のスペックに注目が集まるなか、交錯するゲームファンの思い 「もう1台買うべきか」「後継機を待つか」「情報が少ない今が一番楽しい」

AI要約

任天堂の古川俊太郎社長がNintendo Switchの後継機種に関するアナウンスを行うことを明らかにした。

Nintendo Switchは2017年に発売され、携帯型と据え置き型の両方でプレイできる特徴を持つ家庭用ゲーム機である。

後継機に関する情報は不明だが、噂では画面サイズの拡大や互換性を保つ可能性があると言われている。

Nintendo Switch後継機のスペックに注目が集まるなか、交錯するゲームファンの思い 「もう1台買うべきか」「後継機を待つか」「情報が少ない今が一番楽しい」

 任天堂の古川俊太郎社長が5月7日、同社の公式Xにて、〈2015年3月にNintendo Switchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います〉と投稿。家庭用ゲーム機Nintendo Switchの後継機の存在を明らかにした。

 Nintendo Switchは2017年3月に発売された家庭用ゲーム機である。本体にディスプレイが搭載されており、携帯型ゲーム機としても、据え置き型ゲーム機としてもプレイできるのが大きな特徴だ。2019年9月には、本体とコントローラーが一体化した携帯特化型モデル『Nintendo Switch Lite』、2021年10月に液晶画面が有機ELとなった上位モデル『Nintendo Switch(有機ELモデル)』が発売されている。

 具体的な情報は一切ないが、今回の古川社長の投稿により、近い将来発売されることが確実となったNintendo Switch後継機については、すでにそのスペックに関する噂が浮上している。ゲーム事情に詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏がこう話す。

「海外メディアの予想では、画面サイズが多少大きくなりそう、コントローラーが電磁吸着式で本体とドッキングする形になりそう、現行のNintendo Switchのソフトとも互換性がありそう……など、いろいろな情報が出ています。その真偽はわかりませんが、“おおまかなコンセプトは現行のNintendo Switchを踏襲するだろう”という説が多いです」

 今後後継機に関する情報が明らかになっていくことで、注目度はますます高まっていくだろうが、現行のNintendo Switchの扱いをどうするか、悩んでいるゲームファンも少なくないようだ。

 Aさん(30代男性/メーカー勤務、都内在住)は、Nintendo Switchをすでに所有している。しかし後継機が登場する前に、新品のNintendo Switchをもう1台購入しようと考えている。

「後継機が登場するということは、現行機の製造が終了する可能性もあるということだと思うんです。個人的にNintendo Switchはたくさんプレイしたハードで、かなり思い入れも強い。製造終了になって市場に出回らなくなる前に、新品を確保しておきたいんですよね。単純に保存用に持っておきたいというのもあるし、後々プレミア化するかもしれない。最初から売る目的ではありませんが、品薄になる前に手元に置いておきたいという思いが強いです」