「えっ…」日本固有の“足袋”がゴルフシューズに!? 日本メーカー発「新発想モデル」の実力とは? つま先が分かれているとなぜ打ちやすい?

AI要約

岡山県倉敷市にあるシューズメーカー・岡本製甲が展開する足袋スポーツシューズブランドのバルタンから、足袋形状のゴルフシューズ「VG34」が登場。

岡本製甲が足袋シューズの研究を重ね、体のバランスが安定し、足に優しいシューズとしての効果を証明。バルタンはそれを元にスポーツを楽しむ人の足を保護し、パフォーマンス向上に貢献する足袋スポーツシューズブランドとしてスタート。

今回の「VG34」は、足本来の力を引き出す足袋形状で、力強く安定したスイングをサポート。快適な履き心地やダイヤル式のシューレース、スパイクレス仕様なども特徴。

「えっ…」日本固有の“足袋”がゴルフシューズに!? 日本メーカー発「新発想モデル」の実力とは? つま先が分かれているとなぜ打ちやすい?

 岡山県倉敷市にあるシューズメーカー・岡本製甲が展開する足袋(たび)スポーツシューズブランドのバルタン(VALTAN)から、足袋形状のゴルフシューズ「VG34」が登場しました。

 岡本製甲は1964年の創業以来、ゴルフシューズや野球スパイクなど競技用スポーツシューズのOEM生産を手がけてきたシューズメーカー。国内でも数少ない、素材の裁断から縫製、成型、底づけ、仕上げの一貫生産が可能な工場を保有しています。

 そんな同社が、2008年からオリジナルブランドで足袋シューズの開発をスタート。2017年にはテレビドラマ『陸王』に美術協力企業として名を連ねました。

「これまで15年以上、大学などと共同で足袋シューズの研究を重ねてきました。その結果、足指に力が入る、体のバランスが安定するなどの効果を発見し、“足袋シューズ=足に優しいシューズ”ということを証明してきました。その成果は、平成30年6月に文部科学省が刊行した『科学技術白書』にも掲載されています。

 バルタンは、弊社が培ってきたスポーツシューズづくりの技術と足袋シューズのノウハウを元に、スポーツを楽しむ人の足を保護し、パフォーマンス向上に寄与することを目的にスタートした足袋スポーツシューズブランド。その第1弾として開発した足袋野球スパイクは、現在では高校球児を始め、プロ野球選手たちも着用しています。

 そして今回、足袋スポーツシューズの第2弾として、ゴルファーへの新たな提案となる足袋ゴルフシューズを開発しました」(岡本製甲 営業部・玉置さん)

●眠っている足の力を解放する足袋ゴルフシューズ

 今回登場した「VG34」は、既成概念を打ち破り、足を保護し、足本来の力を解放するために開発されたゴルフ用の足袋スポーツシューズ。

 親指が独立した足袋形状によって地面をしっかりとつかむことができ、足指の力を最大限引き出すことでどんなライでも力強く、安定したスイングへと導きます。

 また、足本来のカタチに近い足袋形状なので、スイング時も歩行時も足指を圧迫しない快適な履き心地もポイント。足指をきちんと使えるため疲れにくく、長時間のラウンドをサポートします。

 アウトソールにはTPU素材を採用し、グリップ力も兼ね備えたスパイクレス仕様。シューレースには、着脱容易で足にしっかりフィットするダイヤル式を採用しているのも見逃せません。

●製品仕様

・価格(消費税込):2万2000円

・カラー:ブラック×シルバー、ホワイト×ネイビー、ホワイト×シルバー

・サイズ:25.0~28.5cm

・ウィズ:3E相当