《価格は300円超え》コンビニの「うなぎおにぎり」を食べ比べ ごはんと具の一体感があるローソン、シンプルで食べやすいファミマ…それぞれの楽しみ方

AI要約

コンビニの夏季限定うなぎのおにぎりを実食比較。ローソンとファミリーマートの商品を挙げ、それぞれの特徴を述べる。

ローソンのうなぎのおにぎりは甘辛い味付けでプリッとした食感。山椒の風味がアクセントになっており、本格的なうなぎを意識している印象。

ファミリーマートのうなぎのおにぎりはシンプルで食べやすく、ごはんの甘みが感じられる。山椒の味はなく、普段うなぎを食べない人でも楽しめる味わい。

《価格は300円超え》コンビニの「うなぎおにぎり」を食べ比べ ごはんと具の一体感があるローソン、シンプルで食べやすいファミマ…それぞれの楽しみ方

 季節によってさまざまバリエーションが登場するコンビニのおにぎり。夏の土用の丑の日に合わせて登場するのが、“うなぎ”のおにぎりだ。そこで、今年の夏、ローソンとファミリーマートで販売されている、うなぎのおにぎりを実食比較した。

 今回、マネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者・Aが食したのは、ローソンの『金しゃりおにぎり 九州産うなぎ』とファミリーマートの『ごちむすび 炭火焼うなぎ』。いずれも300円を超える価格で、コンビニおにぎりとしては高額商品の部類に入る。

 まずはローソンの『金しゃりおにぎり 九州産うなぎ』。価格は322円だが、記者Aが都内のナチュラルローソンで購入した際は30円引きとなっていたため、292円だった(8月4日に購入)。実測した重量は121g。さらに具のうなぎだけをピックアップして重量を測ったところ10gだった。

「ごはんにタレが染み込んでいて、甘辛い味がしっかりとついているのが特徴的です。うなぎは小さくカットされているものの、意外とプリッとした食感も感じられます。ごはんの味付けとうなぎの味付けが“ほぼ同じ”という感じで、“一体感があるうなぎのおにぎり”という印象です」(記者A・以下同)

 うなぎには山椒の風味がしっかりとついている。

「山椒のスパイシーさが絶妙なアクセントになっています。うなぎ専門店のうなぎとまではいかないものの、おにぎりとして食べやすくするのではなく、本格的なうなぎを意識しているのではないかなと思いました」

●ローソン『金しゃりおにぎり 九州産うなぎ』

価格:322円(記者Aは30円引きの292円で購入)

カロリー:218kcal

重量(実測値):121g

具・うなぎの重量(実測値):10g

 続いてファミリーマートの『ごちむすび 炭火焼うなぎ』を実食した。価格は320円。実測した重量は119g。具のうなぎだけを抜き出した重量は、ローソンの『金しゃりおにぎり 九州産うなぎ』と同じく10gだった。

「ローソンに比べると、ごはんはそこまで茶色くなく、染み込んでいるタレの味も控えめに感じました。その分うなぎの食感やタレの味がくっきりと感じられるとともに、ごはんそのものの甘みも感じられました」

 ローソンの『金しゃりおにぎり 九州産うなぎ』は山椒がきいていたが、ファミリーマートの『ごちむすび 炭火焼うなぎ』は山椒の味はしなかった。

「どちらかといえばシンプルなうなぎという感じで、とても食べやすいです。うなぎを食べるのに山椒がないのは物足りないと感じる人もいるでしょうけど、普段から頻繁にうなぎを食べていない人、あるいはうなぎが苦手な人でも、おいしく食べられるおにぎりだと思いました」

●ファミリーマート『ごちむすび 炭火焼うなぎ』

価格:320円

カロリー:208kcal

重量(実測値):119g

具・うなぎの重量(実測値):10g