サウナバス「サバス2号」が完成…東急バス「ワンロマ車」を再利用

AI要約

リバースは東急バスで使用していた車両を活用し、本格サウナ体験ができる移動型サウナバスを製作し、新型号を発表した。

「サバス1号」は兵庫県で運行している神姫バスの車両を改造して運用してきたが、遠方での事業に難点があり、新たに関東を拠点に2号車を運行することになった。

サバス2号は東急不動産および東急リゾーツ&ステイの関連リゾート施設で運行をスタートさせ、薪には間伐材を利用する予定だ。

サウナバス「サバス2号」が完成…東急バス「ワンロマ車」を再利用

リバースは東急バスで使用していた車両を活用し、本格サウナ体験ができる移動型サウナバス「サバス2号」を製作、7月24日に発表した。

リバースは“バスをリブランディングする”をミッションに、2022年より日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し、サウナバス「サバス1号」を運用してきた。

「サバス1号」は兵庫県で運行している神姫バスの車両を改造し、関東から九州まで移動し、サウナ体験を提供してきたが、移動にかかるコストなどから遠方での事業に難点を抱えていた。そこで、東急バスで運行していた、「ワンロマ車」と呼ばれるバスファンに人気のバスを活用し、関東を拠点に2号車を運行する。

サバス2号は東急不動産および東急リゾーツ&ステイの関連リゾート施設で運行をスタートさせる予定だ。またサバス2号のサウナ室を温めるために用いる薪の一部に、東急不動産および東急リゾーツ&ステイが運営する東急リゾートタウン蓼科内で生産された間伐材を利用する。

なおワンロマとは、ワンマン&ロマンシートの略と言われ、明確な定義があるわけではないが、通常の路線バスの車体で、2人掛けハイバックシートのような路線バスよりはやや上級の内装としたもの。バス事業者内部やバスファンの間で使われる用語で、東急バスでは深夜バスや貸切バスで使われていた。車体の「サバス」の文字の金色は、東急バス時代の塗装を連想させる。