ときわ会在庫 H形鋼6月末 横ばい 「やや過剰感」

AI要約

日本製鉄は18日、ときわ会のH形鋼の在庫状況を発表した。在庫量は横ばいの22万900トンで在庫率は微増。出庫量は低水準であり、在庫の持ち方の見直しも考えられている。

在庫率は7カ月連続の3カ月台で、出庫量は前年同月比11・8%減。関係者からは在庫過剰感の指摘も出ている。

日本製鉄は今後、出庫状況の改善を図るため、在庫の適切な管理を検討しているとコメントした。

日本製鉄は18日、形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の6月末在庫量が前月比横ばいの22万900トンだったと発表した。在庫率は微増の3・63カ月と7カ月連続の3カ月台。出庫量は同5・1%減の6万900トン、日当たり(20日稼働前提)の出庫量は3000トンと前年同月比11・8%減(マイナス400トン)だった。同社では「在庫はやや過剰感がある」とした上で「出庫は全国的に低水準。東京ときわ会では、この水準が続けば今後(在庫の持ち方など)見直しも考えるべきという声も出ている」とコメントした。