ENEOSHD、海運事業を日本郵船に一部売却

AI要約

ENEOSホールディングス(HD)は、一部の海上輸送事業を切り離し、新会社の株式の80%を日本郵船に売却することを発表しました。

譲渡は2025年4月に完了する見通しであり、船舶の維持費用の高騰や環境規制への対応などで負担が増大しているため、経営資源の配分の最適化を図ることを目指しています。

ENEOS HDは原油タンカー事業を保持する方針であり、今後の業界動向に注目が集まることが予想されます。

 ENEOSホールディングス(HD) <5020> は8日、液化石油ガス(LPG)など一部の海上輸送事業を切り離し、今後設立する新会社の株式の80%を日本郵船 <9101> に売却すると発表した。譲渡額は非公表で、譲渡は2025年4月に完了する見通し。船舶の維持費用の高騰や環境規制への対応などで負担が増大しており、経営資源の配分の最適化を図る。原油タンカー事業は保持する。