史上最強のディフェンダーは635馬力! オフロードだけじゃなくオンロードもイケる! 高性能モデル新型「ディフェンダー・オクタ」ってどんなクルマ?

AI要約

ジャガーランドローバーが2024年に新型ディフェンダー・オクタを発表。

最もタフで走破性が高く、豪華なモデルで、パワフルなエンジンや先進的なサスペンションを搭載。

日本仕様は限定台数で導入予定で、価格は2000万円を超える高級車。

史上最強のディフェンダーは635馬力! オフロードだけじゃなくオンロードもイケる! 高性能モデル新型「ディフェンダー・オクタ」ってどんなクルマ?

 ジャガー・ランドローバー(JLR)、は2024年7月3日、「ディフェンダー」ブランドのパフォーマンスモデル、新型「ディフェンダー・オクタ(DEFENDER OCTA)」を発表しました。

 どんなクルマなのでしょうか。

 ジャガー・ランドローバーは現在「レンジローバー」、「ディフェンダー」、「ディスカバリー」、そして「ジャガー」という4つのブランドで展開しています。

 今回発表された新型ディフェンダー・オクタは、ディフェンダー史上もっともタフで、もっとも走破性が高く、もっともラグジュアリーなモデルとなります。

 搭載されるパワーユニットは、4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジン(マイルドハイブリッドも採用)で、最高出力は635馬力、最大トルク750Nmを発生します。しかもピークトルクは1800rpmから6000rpm近くまで発揮します。

 これに8速ATを組み合わせ、0-60mph(約96km/h)加速は3.8秒(0-100km/h加速は4.0秒)を達成。22インチの軽量アロイホイールとオールシーズンタイヤを選択すると、最高速度は250km/hに達します。

 サスペンションには、油圧連動式6Dダイナミクスサスペンションをディフェンダーでは初めて採用しました。オンロードでもオフロードでも、妥協のないドライビングができます。従来のディフェンダーより車高は28mm高く、スタンスは68mm広くなっています。

 ブレンボ製キャリパーを備えた400mm径のフロントディスクブレーキや、従来のディフェンダーよりもクイックなステアリングレシオを採用して、俊敏かつ正確な応答性も特徴です。

 エクステリアでは、これまでで最大の33インチ径のタイヤを装着します。そのため、オフロードに最適なフロントボディワークを補完するべくより大きなホイールアーチとしました。

 そして、ボンネット下により多くの空気が流れるようにした独自のグリルデザイン、4本出しのアクティブエキゾーストシステムを組み込んだ新しいリアバンパー、グラファイト仕上げのアルミニウム合金フロントアンダーシールドを含む強靭なアンダーボディプロテクションを組み合わせています。

 インテリアの素材は、従来のレザーより30%軽量化し、耐久性に優れたウルトラファブリックを2種類用意しました。カーキとエボニーのデュオトーン、ニットテキスタイルで還元的かつシームレスに仕上げたシートは、オクタの「エディション・ワン」では標準装備となっています。

 フロントシートには、サポート力に優れボルスターと一体型のヘッドレストを備えた新型パフォーマンスシートを採用しています。またボディ&ソウルシートにより没入型の音楽体験を楽しめます。

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 日本仕様は、「ディフェンダー・オクタ」が130台、生産初年度のみの設定となる「ディフェンダー・オクタ エディション・ワン」が90台の合計220台が導入されます。

 消費税込みの予定価格は「オクタ」が2037万円、「エディション・ワン」が2224万円です。

 新型ディフェンダー・オクタは、7月11日から14日に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024で一般公開されます。受注は、まもなく正式に開始される予定です。