サイネージで熱中症啓発動画放映、ファミリーマート30都府県8,800店舗で実施/大塚製薬

AI要約

ファミリーマートは大塚製薬と協業し、熱中症対策啓発動画を店内デジタルサイネージで放映している。

都府県ごとにオリジナル動画製作し、啓発ポイントを情報発信、熱中症対策を強化。

ファミリーマートは社員と加盟店に熱中症アンバサダー講座を促進し、地域の見守り活動を展開している。

サイネージで熱中症啓発動画放映、ファミリーマート30都府県8,800店舗で実施/大塚製薬

ファミリーマートは7月2日~15日に、大塚製薬および30都府県と協業し、ファミリーマート約8,800店舗において、都府県ごとのオリジナル熱中症対策啓発動画を店内に設置しているデジタルサイネージ「FamilyMartVision」で放映している。熱中症救急搬送者が増加する時期に合わせ、“こまめな水分・電解質補給”や“エアコンの活用”など、熱中症対策のポイントをより多くの生活者に啓発するねらいだとした。

「FamilyMartVision」は、毎日1,500万人以上が訪れるファミリーマート店舗をメディアと捉え設置した、消費者にさまざまな映像コンテンツを提供する大画面のデジタルサイネージ。現在、47都道府県約10,000店舗に導入されている。

今回の取り組みでは、熱中症対策を啓発する都府県ごとのオリジナル啓発動画を製作・放映し、熱中症対策についての情報発信を実施する。動画では“こまめな水分・塩分補給”、“外出時の暑さを避ける工夫”、“十分な睡眠とバランスの良い食事”を訴求しており、1時間に12回放映されるという。ファミリーマート執行役員の草間浩昭地域代表(写真右)は、「昨年7月に大阪で同様の取り組みを実施し、生活者からも良い反応が得られたため、今回取り組みを拡大して実施する」と語った。

また、デジタルサイネージが設置されていない店舗でも、啓発ポスターの設置を行うことで、熱中症の注意喚起を行っている。東京では“今年の夏は沸とう京”、大阪では“こわいんやで熱中症!!”など、都府県ごとに違ったキャッチフレーズを使用している。大塚製薬ニュートラシューティカルズ事業部の伊藤徹也支店長は、「外出が多くなり、熱中症の患者が急増するこの時期に取り組みを行うことで、生活者に幅広く訴求していくことが重要だ」と話した。

ファミリーマートでは社員および加盟店に呼びかけ、大塚製薬が主催する「熱中症アンバサダー講座」の受講を促進し、熱中症リスクの高い生活者への呼びかけや緊急時の適切な対処を通じ、地域の見守り活動を実施していくとしている。