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個人国債金利、高水準に 10年物、初回0.72% 8月発行分
財務省は8月に発行する個人向け国債の金利を見直し、10年物の初回利率を0.72%に設定した。
これは2012年以来の高水準で、7月発行の金利より引き上げられた。
日銀の利上げ観測などによる長期金利の上昇を反映しており、募集期間は今月4~31日となっている。
財務省は3日、8月に発行する個人向け国債について、半年ごとに金利を見直す変動10年物の初回利率を年0.72%に設定したと発表した。
7月発行の0.69%から引き上げ、2012年1月以来、約12年半ぶりの高水準。5年固定金利型の利率も0.61%と、09年7月以来、約15年ぶりの高水準となった。
日銀の利上げ観測などを受けた長期金利の上昇を反映した。募集期間は今月4~31日。
大手銀行の定期預金金利は現在10年が0.3%、5年が0.2%となっている。