ピレリがSUV向けのハイパフォーマンスタイヤ「スコーピオンMS」を発売

AI要約

ピレリジャパンは、2024年7月1日から新製品「スコーピオンMS」を発売することを発表。

「スコーピオンMS」は、SUVやCUV向けにアップグレードされたハイパフォーマンスタイヤで、安全性や環境負荷低減に焦点を当て開発された。

タイヤはグリップ性能や静粛性が向上し、さまざまな路面コンディションでのパフォーマンスを向上させると共に、寿命を延ばす設計となっている。

ピレリがSUV向けのハイパフォーマンスタイヤ「スコーピオンMS」を発売

ピレリジャパンは2024年7月1日、SUV向けハイパフォーマンスタイヤの新製品「スコーピオンMS」を同年7月から順次発売すると発表した。

今回発売されるピレリ・スコーピオンMSは、2023年8月2日にグローバル発表されたハイパフォーマンスタイヤで、従来の「スコーピオン ヴェルデ オールシーズン」および「スコーピオン ゼロ オールシーズン」をアップグレードした現代のSUVやCUV向けの製品と紹介される。

ピレリは、さまざまな天候状況に対応できるウエットパフォーマンスと快適なドライビング、静粛性、長寿命と低転がり抵抗に焦点を当ててスコーピオンMSを開発。同社のエコセーフティーデザイン哲学に基づき設計された、最高水準の安全性と環境負荷低減の両立がうたわれている。

ポリマーと特殊樹脂の新配合とサイプの最適化によってグリップ性能とウエット&ドライブレーキング性能が向上し、さまざまな路面コンディションにおけるパフォーマンスアップが図られている。静粛性と快適性の確保も同タイヤのセリングポイントで、従来型のスコーピオン ヴェルデ オールシーズンに比べて大幅に騒音を低減。これは改良されたピッチ配列、特殊な間隔と傾斜のメイングルーブ、軽量かつ強靱(きょうじん)なシングルプライカーカスなどの採用によって実現したものと説明される。

さらに、転がり抵抗を低く抑え、タイヤが横方向や縦方向の力を受けても接地面の変形が一定になるようにコンパウンドとトレッドパターンを最適化。タイヤの寿命を通して均一な摩耗を保つという。

サイズは225/65R17から285/45R22までの全28種類。価格はいずれもオープン。

(webCG)