生成AI活用で業務“20分短縮” 去年より利用回数41%増加も パナソニックのグループ企業が自社で調査

AI要約

調査によると、パナソニックのグループ企業が生成AIを活用することで社内業務時間が平均で1回あたり約20分短縮されるという結果が出た。

過去1年間の調査では、生成AIを利用した社員による約2000件の回答を分析し、利用回数も41%増加していることが確認された。

この企業は自社向け生成AIを開発し、今後は人事研修などのサポートにも活用していく予定だ。

生成AI活用で業務“20分短縮” 去年より利用回数41%増加も パナソニックのグループ企業が自社で調査

生成AIを使うことで、社内業務が1回あたり平均で約20分短縮できるという調査結果が発表されました。

社内でChatGPTを応用させた生成AIを活用するパナソニックのグループ企業は、去年6月からの1年間、生成AIを利用した社員に調査し、約2000件の回答を分析しました。

利用するたびに、どれぐらい業務時間を短縮できたかを聞いたところ、平均で1回あたり約20分減らすことができたということです。

また、直近3カ月の利用回数は、1年前の同時期と比べて41%増えていて、利用が広がっていることも確認できたとしています。

この企業は、一般的な質問のほか社内の品質管理規定などを回答できる自社向け生成AIを開発していて、今後は人事研修のサポートなどに機能を広げる方針です。