60代で年収「350万円」の父と「父を尊敬している」と言う母が理想!お金以外に結婚生活で大切なこととは?

AI要約

将来の結婚を考える際、両親の年収や結婚生活の必要な費用について考えることが重要です。

60代男性の平均年収や2人暮らしの平均生活費について調査結果を示し、現実との比較を行いました。

ただし、お金以上に大切な結婚生活のポイントや、若いときの貯蓄額なども考慮しながら、安心して結婚生活を送ることができる可能性についても言及しました。

60代で年収「350万円」の父と「父を尊敬している」と言う母が理想!お金以外に結婚生活で大切なこととは?

将来の結婚を考えるにあたり、両親を理想の夫婦像とする方もいるでしょう。しかし、60代の父親の年収が350万円だとすると、生活は大丈夫なのか心配になります。それでも「父を尊敬している」と言う母を見て、お金以上に大切なことは何なのか気になるかもしれません。

そこで今回は、60代の平均年収や夫婦生活で必要な生活費の目安について調べてみました。結婚生活の満足度を高めるために、お金以外に大切だと考えられるポイントもご紹介しますので、参考にしてみてください。

「将来は両親のような結婚生活を送りたい」と考えている方もいるでしょう。しかし、60代の父の年収が350万円だとすると「平均と比較してどうなの?」「生活は大丈夫?」などといった疑問が生じるかもしれません。

国税庁長官官房企画課の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、年齢階層別の平均年収(男)は以下の通りです。

・19歳以下:137万円

・20~24歳:291万円

・25~29歳:420万円

・30~34歳:485万円

・35~39歳:549万円

・40~44歳:602万円

・45~49歳:643万円

・50~54歳:684万円

・55~59歳:702万円

・60~64歳:569万円

・65~69歳:428万円

・70歳以上:367万円

・全年齢の平均:563万円

同調査によると、60代男性の平均年収は428万円~569万円で、年収350万円の父親の年収は平均よりも78万円~219万円少ないことが分かります。ただし、平均年収は55~59歳でピークを迎え、60歳代になると大幅に下がる傾向にあることから、父親は若いときにもっと稼いでいた可能性があるでしょう。

2人暮らしで必要な生活費については、総務省統計局の「家計調査報告」を参考にできます。同調査によると、2023年度における2人以上の世帯の平均消費支出は、1世帯あたり29万3997円でした。単純に年換算すると352万7964円となり、年収350万円では赤字になってしまうことが分かります。

しかし、生活費に関しては、各家庭の生活レベルによって差が出るため、節約など工夫をしながらやりくりしている可能性があります。

また、現時点での年収は少なくても、若いときに稼いでいて十分な貯蓄があることも考えられるでしょう。両親が問題なく結婚生活を送れているなら、必要以上に心配することはないかもしれません。