新しいメルセデス・ベンツEQBが、日本上陸

AI要約

メルセデス・ベンツ日本合同会社が新型EQBを発表し、3列シート・7人乗りの電動SUVをアップデートした。

最新デザインのエクステリアとインテリア、パワートレインの仕様が紹介されており、価格も公開されている。

日本の道路環境に適したサイズのEQBは、環境に配慮した電動車として注目される。

新しいメルセデス・ベンツEQBが、日本上陸

3列シート・7人乗りの電動SUVがアップデートした!

6月13日、メルセデス・ベンツ日本合同会社は、新しい「EQB」を発表した。

EQBは、全長4685mm、全幅1835mm、全高1705mmと、日本の道路環境下において取りまわしのよいサイズでありながら、2830mmと長いホイールベースを活かした最大7名の乗車を実現した。

エクステリアは、メルセデス・ベンツ電気自動車の最新デザインを踏襲し、立体的なスターパターンをあしらった「フロントグリル」に統合されたフロントフェイスを採用。フロントバンパーやリアコンビネーションランプ(内部のみ)のデザインも変更された。加えて、エレクトリックアートライン(標準仕様)に新デザインのホイールを装備した。

インテリアには、新世代のステアリングホイールを装備。アクティブディスタンスアシスト・ ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用した。さらに夜間走行時、無数のスリーポインテッドスターを助手席前部のインテリアトリムに浮かび上がらせる 「スターパターンインテリアトリム(バックライト付)」も採用。センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインとした。AMGレザーエクスクルーシブパッケージには、ステアリングを素早く温めることで快適性を高めるステアリングヒーターも追加した。

パワートレインのうちEQB 250+は、フロントアクスルに交流同期電動機を搭載し前輪を駆動。 最高出力は190ps(140kW)、最大トルクは385Nmを発揮する。EQB 350 4MATICは、フロントアクスルに交流誘導電動機を1基、リヤアクスルに交流同期電動機を1基搭載する四輪駆動モデルで、最高出力は292ps(215kW)、 最大トルクは520Nmを発揮する。前後アクスル間のパワーバランスを走行状況に応じて毎秒100回の頻度で高度に調整する。EQB 250+では、さらにバッテリー容量を70.5kWhに変更、WLTCモード一充電走行距離は557kmに伸長した。6.0kWまでの交流普通充電と、100kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応する。

価格は、EQB 250+が¥8,110,000、EQB 350 4MATICが¥8,990,000だ。